アマノジャッカー・einnonti(アインノンチ)の隠れ家です。2004年の生態記録は「過去の日記」からご覧下さいませ。近々ここを引越し暫く隠居しようかと・・・
by 2004-ein
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カテゴリ:プログレ( 11 )
German Lyric-Rock 1
b0028917_22442782.jpgドイツでは今、コンフェデが行われています。日本VSブラジル。ジーコ、ブラジルの国家歌うのかなぁ~。手加減しないだろうなぁ~、ブラジル。しなくていいですけど。ブラジル本国には何人かのブラジル人メル友いるんで複雑だにゃ~です(「日本ガンバレ」と言ってた2002年とワケ違うし)。
で、そのドイツでは’70年代はロック花盛り。ヘヴィー系からエレクトロニクス派まで百家咲き乱れました。スコーピオンズ、タンジェリン・ドリーム・・・でもその中で美しいトラッドな作品も多く生み出されました。ゲルマン・トラッド溢れる作品をご紹介。

最上段はドイツが生んだ天才、フローリアン・フリッケが率いるPopol Vuhの"Hosianna Mantra" '72作。至極の天井音楽です。今で言うNew-Age的ですが、この音楽の存在自体が「神」に近いかも。ベルナール・ヘルツォークの映画音楽も手がけるフリッケ最高作。異界にトリップします。
2段目は有名詩人のヘルダーリンから名前を取ったHolderlinの"Holderlin's Traum"' '72作。先のVuhと同じく至宝レーベルPILZよりリリース。女性ヴォーカルとアコウスティックな弦楽、メロトロンのハーモニーとくればファンは無意識に触手が伸びるはずです。哲学的美学ここにあり。
3段目はNeuschwansteinの"Battlement" '79作。ちょっとシンフォ的ですがトラッド感のある美的作品です。叙情性があり、ブリティッシュやフランス的なサウンドが見え隠れしています。歌詞は英語。
最下段は、(西)ドイツ屈指のバンドでやはり偉大な詩人からバンド名を冠したNovalisの"Sommerbend" '76作。「夏組曲」とはよく言ったもので、本当にそんな美しくも儚い感じのする優れたアルバムです。同バンドのアルバムは特に”最初の1曲目”は鳥肌が立つ程に素晴らしいです(他の曲がダメという訳ではないです)。インスト曲だけ集めた彼らのBest盤も推す作品です。

他、Anyone's Daughter、Emtidiとか素晴らしいバンドとかいますが別の機会に。ゲーテの小説やノヴァリスの詩などを読みながら聴くと、気分は中世ヨーロッパというところです。でも、ドイツ抒情派サウンドって何処か暗いのが素敵(^^)


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by 2004-ein | 2005-06-22 23:20 | プログレ
Wish You Were Here : Echoes
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It's hard to believe! I still can't quite believe it's the case.
I feel a surge of excitement and anticipation. Great!
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アチキの人生に多大な影響を与えた怪物達が蘇る。
彼らは伝説であり神であり、伝承者であり開拓者。
彼らの創造するものに何人も敵わず。
多くの文章で語るより、その音と映像を観れば全てを察する。
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・・・I'm ・・・ richly-recollected pleasure ・・・ 

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by 2004-ein | 2005-06-17 11:51 | プログレ
New Trolls : Italy Progressive
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入手可能で名盤且つ重要作品イタリア編の続きです。
'70年代イタリアのプログレは本元イギリスとは違う熱いブームでした。そして多くのバンドが出現し、奇跡的な作品を残して消えていきました。
その中でNew Trollsは現在でも活動する超ベテランバンドです。先に記述したOSANNAとは違うイタリアらしさを出した優れたバンドです。そして歴史的名盤をリリースしています。(OSANNA編は5/26分です)

左端はイタリアの至宝作「Concert Grosso Per 1+2」、コンチェルトグロッソの1と2の2in1です。1はシェイクスピアのハムレットの有名台詞をハイトーンで歌い上げるコーラスと、泣けるようなストリングス・オケが合体して悶絶ものの美しさを奏でてます。2は1をシンフォニックにしたサウンドでこちらも絶品。共にバカロフの名オケ・アレンジが見事です。1からは当時、某宝石店がCFで使用していました。超必須アルバム。’70年初期の傑作。
左から2番目は、「UT」(ド・レ・ミの”ド”の意)’72年リリース。1曲目からぶっちぎりのクラシカルな展開且つハードな展開。変拍子バリバリ、ハイトーン・ヴォイス、唸るギター、荘厳なキーボード、たたみかけるドラミング・・・完璧なアルバムです。甘いロックからツェッペリン的なサウンドまで網羅。本アルバム聴かずしてイタリア語るなかれ。
この後、New Trollsは2派に分裂します。ヴィットリオ・デ・スカルッツィ派とニコ・デ・パーロ派ですが、ヴィットリオ派は父親が経営していたスタジオからアルバムをリリース、ニコ派はポリドールからリリース、又、当時はバンド名義を争って係争までしています。
右から2番目はヴィットリオ派が出した「Atomic System」’73作。N.T.New Trollsというバンド名でリリースしましたがゲスト陣も中々な名演、ヴィットリオの多彩な演奏に舌をまきます。重厚でクラシカルな雰囲気があり、極めて熱いサウンドです。これぞイタリアの血、と呼べる音楽性です。当時のアナログ盤オリジナルは3面開ジャケ。
一番右はプログレ界においては重要な作品でニコ派のバンド、IBISの「Sun Supreme」’74年作。複雑な音楽構成ですが、美しい旋律・各自の驚異的なテク・神秘的な歌詞等、どれをとっても超絶作品です(歌詞は英語です)。特にアトミック・ルースターから引き抜いた、リック・パーネルのドラムがすさまじい響きと構成です(リックは以後NOVAにも参加する)。死ぬ前に聴くべし、作品。尚、IBISの2ndはダメです。
この後、ヴィットリオとニコは和解、またもやNew Trollsとして名作を残していきます。近時はミルバのバックを務めたりしていました。

New Trollsはユーロ・ロックでも特別の輝きを持ったバンドです。ロックファンならずとも聴いてもらいたいバンドです(通常のバンドでは足元にも及ばない音楽性です)。


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by 2004-ein | 2005-06-02 00:03 | プログレ
OSANNA : Italy Progressive
b0028917_0353688.jpg「少しは入手困難品じゃなくて入手出来そうなもので、良いアルバム紹介せよ」という事でイタリアのイタリアならではのイタリアの暗さ真髄バンドをご紹介を。
バンド名は"OSANNA"。「神」という意味合いのバンド名です。70年代初期~中期にかけイタリアの音楽シーンの裏街道を疾走しました。リーダーのダニーロ・ルスティッチはセンスある音楽性と知的なスタジオワーク(エンジニア)として敏腕を振るいました。で、おきまりのコカイン中毒、そして復帰。途中バンドは分裂しましたがダニーロ派が大名作を連発しました。
上段はOSANNAの’72年リリース2nd"Milano Calibro 9(ノヴァ)"。バカロフの率いるオケとバンドが一体となった歴史的名盤です。重く引きずる様なサウンド、そして突然現れる超美旋律。
2ndで鳥肌立てば2段目の’72年作の3rd"PALEPOLI"を。架空都市をテーマにしたトータルコンセプトでサウンドはフェリーニの世界を音楽にした、と言えます。ドロドロ・怪しい・神秘的・複雑リズム・暗い・重い・エキゾチック!
3段目は’74年に分裂したOSANNAが再結成(主要メンバーでSax、Flaut奏者のエリオは参加せず)。’78年に発表した"Suddance"で今までのOSANNAとは違う洗練された南イタリア的なサウンドを聴かせてくれます。テクも素晴らしい作品です。
下から2段目は分裂した後ダニーロ派が組んだトリオの"UNO"の唯一のアルバム。イギリスに渡りレコーディングされ、フロイドの「狂気」で”虚空のスキャット”を歌い上げたクレア・トリーが参加しています。美しく且つ力強いサウンドでプログレの歴史的名盤です。ドイツ盤ジャケはヒプノシスが担当しました(こちらは有名なジャケ)。
最下段は"UNO"から発展した"NOVA"の1st。ダニーロの弟のコラードが参加。とてつもないギターテクであらゆるロックファンが愕然とする内容です。カッコイイ重さでジャズロックの中でも最高峰と断言します、’76作。以後NOVAは3rdまで全傑作です。2ndはナラダ・マイケルやフィル・コリンズ、パーシー・ジョーンズ等が参加。音質は超ピカ1フュージョンサウンド、3rdは豪華メンツによる美的ロック名盤です。

他、"NOVA"系ではまだまだ名盤があるのですが・・・いつかまた紹介しますね。


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by 2004-ein | 2005-05-26 01:12 | プログレ
Trio ! Part1 (Progressive Sound)
b0028917_2029629.jpgトリオ編成と言えばLiveでミニマム的なサウンドと考えがちですが、各種楽器の発展により現在ではそのような事はありません。’70年代においてトリオ編成と言えば、その様なエレクトロニクスの恩恵はなく、ひたすらテクとノリで奏していました。当時でもスタジオ盤ではオーバーダブにより音に厚みを増す事は可能でした。しかしそこにはLiveと同じ熱いパワーと個性がぶつかり合ってトリオの真髄を求めていました。さて、そんな隠れたアマノジャク的ツワモノ・トリオ達をご紹介。

まず上段はカナダが生んだグループ、FMです。同国のRushやSagaの様なポップだけどカッコイイ音を連発してくる音楽性です。特にNash The Slashのエレクトリック・マンドリンとエレクトリック・ヴァイオリンは特筆する才能です。彼らの2ndで'79作。
2段目はイタリア産のLatte E Mieleの2ndで"Papillon"。同名映画とは関係なくピノキオ的なストーリーを成すコンセプト・アルバムです。1stはド級のサウンドでしたが本作ではキッチリまとめた美しい構築美が聴ける同国屈指の名盤。’73作。
3段目もイタリアで天才ドラマーのフリオ・キリコが在籍していたTripの’73作で4th。キラ星の如く輝くサウンドで複雑な展開。既にキリコのドラミングは超人化しています。Tridentレーベルからリリースされた事もありハクを付けました。変形ジャケの3rdも良い出来です。
最下段はスイスが生んだ驚愕の1枚、SFFの'76作"Symphonic Pictures"。重厚なサウンドでメロトロンが唸ります。「B面」の曲(1曲のみ)で名作の仲間入りとなりました。シンフォ・ファン絶叫盤です。

3人といのは吊り合いがいいもんです。


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by 2004-ein | 2005-05-22 20:34 | プログレ
Bai-u front : Progressive Sound
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梅雨に入りそうです(沖縄は真っ只中)。うッとおしい季節に入っていきますが、なら、トコトン落ちていく音楽で身を滅ぼそう編です。
紹介するアルバムは名盤揃いですが梅雨に聴くと活動能力が極端に収縮する音です。ただ、いずれも美意識が高い芸術性に秀でたアルバムです。

左端はイタリアが誇る’70代初頭に活躍したトリオ、Formula 3(フォルムラ・トレ)の’73年発表の4th"La Grande Casa"。美しい曲構成ですがどっぷり浸れるイアタリンな濃いアルバムです。チコ(後にカンタトーレに変身:ドラマー)の甘い歌声が雨音を悲しくさせます。
左から2枚目はフランスでは珍しい暗い暗い作品で、Carpe Diemの1st"En Regardant Passer Le Lemps"です。フランスではサックスを多用するバンドが多いですが本アルバムは中世の暗黒性を現代に持ち込んだような所があります。ジャケも傑作。’75作。
右から2番目はECMレーベル主要ギタリストのテリエ・リピダルの名作、"Whenever I Seem To Be Far Away"’74作。「A面」はメロトロンを導入したヘビィーで強烈なジャズロック。重くクリムゾンしています。「B面」はオケを起用し壮大に表現。彼はヤン・ガルバレクと並んでノルウェイが生んだスーパーミュジシャンです。
右端は、もう何も言う事がありません的作品。DEVIL DOLLの’93年作「自主盤」!これが自主盤とは桁が違いすぎる程、何人も近づけない恐怖のシアトルロック。スロヴェニア出の「グループ」ですけど大富豪Mr.Doctorが率いるプロジェクトというのが正しいです。音楽・音質・コンセプト・ジャケ、どれを取っても世界最高峰自主制作アルバムと断言します。そして自主制作映画の為のサントラというオマケ付き。腰抜かします。いちよう4th。

こんなアルバムを梅雨時に毎日聴いていたら正直、人格変わりますって。


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by 2004-ein | 2005-05-18 21:01 | プログレ
French Progre
b0028917_8151967.jpgフランス・ネタ音楽編という事で。フランスが’70年代に創造したプログレは独特なものがありました。
所謂、叙情的なサウンドを得意とするバンドが多く輩出されました。彼らの多くはジェネシスの影響下を多大に感じさせる雰囲気を持っていました。
Hとしてはそれら代表格のANGEやMONA LIZAも好きですが、イタリアとは違うアングロサクソン・プログレを奏するバンドが好きです。で、そのご紹介をば。
b0028917_8154419.jpg上段のPULSARはテクは無いけど叙情性1本で聴かせるバンドで1stから3rdまで傑作。特に、写真掲載の3rdは独自なコンセプトで制作されたトータルアルバム、"Halloween"。泣けます。美しいです。音質向上してます。’77作。
2段目はJ.P.アラルセン率いるSANDROSE唯一のアルバム。女性Voを有しアラルセン節連発の力強い叙情性ロックの名盤。特にガルラのKey(メロトロン&ハモンド)が素晴らしいです。’73作。
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3段目はJ.P.アラルセンのソロをカップリングしたもの。特に2ndは絶品です。ソロ3作目もありますが、その作も大傑作。但しロックはしておらず「クラシック」してます。彼の作品は独特な7thコード多用を構築、そのサウンドにうっとりしてしまいます。’78~’79作。

b0028917_817560.jpg4段目はASIA MINORの2ndです。トルコ人2名がサウンドの核ですが、その叙情性はシンプルな美しさがあります。哀愁のフルートが泣かせます。ドラマーもいい腕しています。自主制作された’80作

b0028917_8172225.jpg最下段はATOLLの2nd。傑作にして叙情性ロックにテクを加味した凄盤です。ジャケが音楽を端的に表現しています。近時、デジタルリマスターされました。3rdも良い出来の作品です。プログレ重要作品で’75作。
ジャーマン系とは違うシンセを得意としている分野もフランスにはあります。J.M.ジャールやCLEARLIGHTといったところですが、ジャーマンとは違う美的エッセンスがあります。そしてフランスにはロック、いや音楽ファンが畏怖するであろうアルバムが2枚眠っています。それはEMMANUEL BOOZの2nd('74),4th('79)です。筆舌し難い究極サウンドがそこにはあります。3rdは先のCLEARLIGHTのメンバーが参加したもので、こちらも名作ですが、あまりに2nd,4thが凄すぎて・・・。その2作はフランク・ザッパ+ドリーム・シアターを煎じたような怪物作品です。彼の2作品の封印が解けた時に始めてフランスのプログレ魂が見えてきます。


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by 2004-ein | 2005-05-05 09:13 | プログレ
Hungary's Prog-Rock
b0028917_15232767.jpgハンガリーのロックには洗練された構築美が存在する作品が多いです。←最たる例の「EAST」の2nd”Huseg”です。ジャケも美しいアルバムです。世界的にみてもハイレベルなシンフォ・ロックです。23年前の作品ですが未だ色褪せていません。劇的なサウンドは永遠。

b0028917_1524693.jpg超ハイテクなロックも多く存在します。→代表格の「AFTER CRYING」の1997年作品”6”です。バケモノと呼べる演奏能力を駆使し複雑な曲展開を難なくこなしております。音楽的にはELPに近いですが(ELP崇拝曲まである)クラシカルな音楽性を柔軟に消化している所は流石、旧共産圏というべき。
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↑こちらはシンフォ・バンドですが天才的なキーボーダーを中心にした「RUMBLIN' ORCHESTRA」の1998年作品”Spartacus”です。音の圧力で迫ります。大げさな合唱隊やオケを駆使しており、ドハデで美しいサウンドに泣けます。b0028917_15375514.jpg

→こちらは言語道断的な音楽センスを誇る、元AFTER CRYINGのキーボーダーのソロ作品です(5作品目:2001年発表)。テクもさる事ながら弦楽四重奏とペットを導入しての素晴らしい作品に仕上げています。音楽ファン必聴盤。

こんな凄い連中が世界にはウヨウヨしています。
ネットが世界を駆け巡っても彼らの音楽は注目を(一部のファン以外)あびません。何が日本と違うかというと「文化レベル」「テクの素質」「音楽教育」があまりに差がつきすぎています。つまらん音楽教育ではなく「音を楽しむ」音楽教育を日本はしなければ、永遠と彼らに追いつけません。まずはリトミックから。何にしても頭デッカチはいかんです。



春(立春)です!
って、暦の上でのお話しですけど(^^;
まだまだ寒いですよね~
因みに今日は、西(に・2、し・4・語呂合せ)の日でもあります。
西に出向くと幸運が訪れるんですって♪
家の中ではやっぱりダメなのかしら・・・

TVの調子が悪くて、勝手についたり消えたりしていたのが
とうとう映らなくなってしまった・・・・ o(T△T=T△T)oジタバタ
あと、5~6年の辛抱だったのにぃ ( iдi ) ハウー
明後日までには、どうにかしないと!
だって、ワンピの日だモノ!!! (・∀・)9


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by 2004-ein | 2005-02-04 15:46 | プログレ
So Far
b0028917_23503969.jpg20年以上前、世界は民主主義と共産主義に分裂した冷戦時代がありました。
勿論、音楽も分断され共産主義の多くの国々ではロックが禁止されていました。しかし共産主義が崩壊した昨今、それらの国々からとてつもない音楽が発掘されています。


b0028917_23572031.jpg元来クラシックは伝統的に強く、多民族国家であった旧ソビエト連邦には驚愕するロック的な音楽が存在していました。テクニカルで民族的であり壮大さが漂うサウンド。ロック不毛の地と言われたかの地では凄い事が70~80年代に起きていました。今、世界のシーンがビビッています。


b0028917_02873.jpg共産主義国家であってもハンガリーのような民主主義よりの国では素晴らしいロックが確認されていました。多少、ポーランド(ニエメンという英雄的なシンガーが有名:去年他界)や旧ユーゴ、旧チェコ(マリアン・ヴァルガが有名)の情報は当時、伝わってきましたがロシア関係の情報はほとんどありませんでした。

神田の神保町にある「新世界レコード」では旧ソ連のレコードを扱っていましたが、ここに出入りするには勇気が入りました。怪しい秘密組織みたいで・・・。
旧ソ連では大家、エデュアルト・アルテミエフ(ブーメランというロックバンドも結成していてこちらも素晴らしいサウンド)が映画監督のアンドレイ・タルコフスキーの映画音楽を担当しており民主主義各国が参加しなかったモスクワ・オリンピックのテーマ曲など、絶品な音楽を残しています。そう、ロックに国境はなかったのです。
いや、音楽に民族色はあれど、国境はないのです。

写真上段はウクライナのバンドER.J.ORCHESTRAの"Gabrielius"。音はなんと!パット・メセニー・バンドにクリソツ。それを民族的にした感じで超絶品。1998年リリース。中段はベラルーシのバンドPESNIARYの"Gusliar"。完全にシンフォ・ロック!度肝抜かれます。あまりにドラマチック。1980年リリース。下段は旧ソ連の傑作アルバムでGORIZONTの"The Portrait Of A Boy"。再発されました。重く暗くテクニカルでプログレの名作です。1989年リリース。
たまには「地図でどこかすぐには分からない国」の音楽に耳を傾けるのも新鮮でいいです。そして、文化の違いが音楽ですぐに理解出来るのも面白いです。


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by 2004-ein | 2005-01-16 22:18 | プログレ
Cantante Femminile
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b0028917_222515.jpgb0028917_22251447.jpgイタリアの音楽の凄さは以前、記しました。特に’70年代の怪物アルバム達(プログレ)には愕然とします。
そして歌物にも素晴らしい作品が多い国です。尤もオペラの国、イタリア。その実力者はハイレベルです。


女性ヴォーカルの名作は鳥肌が立つ程の美しさと気品、高い芸術性が感じられます。歌唱力、作曲、アレンジなど流行ものを寄せ付けない高い次元。
声というものが、いかに重要な楽器か認識できます。言霊という言葉が日本にはありますが、歌のもつ力をイタリア系はオーラをガンガンと出しています。クラクラしそう・・・。
イタリアでは所謂シンガーソング・ライターをカンタトーレ(男性)、カンタトーチェ(女性)と言います。母国語が崩壊している日本では言葉に込める力が希薄になりつつある様な気がします。それは歌にも如実に出ています。
古い文化を大切にしないツケが、歌(音楽)にも跳ね返ってきました。
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by 2004-ein | 2005-01-04 22:42 | プログレ